GitHubやAzure Reposにはフォークという機能があります。 フォークという機能はGitの機能ではなく、GitHubやAzure Repos単独の機能です。 なのでGitHubのリポジトリをフォークしてAzure Reposに持ってくることは仕組み上できません。
しかし、Azure Reposには別のリポジトリをインポートする機能があります。 この機能を用いると、GitHubのリポジトリをAzure Reposに持ってくることができます。 簡単にその手順を残しておきます。
GitHubのリポジトリのURLを取得する
まずはAzure ReposにインポートしたいGitHubのリポジトリを開いて、リポジトリのURLを取得します。 リポジトリのトップに入り、右上の「Clone or download」のドロップダウンを開くとURLが取得できます。
Azure Reposにインポートする
続いてAzure ReposでGitHubのリポジトリをインポートしていきます。 Azure Reposを開き、上部にあるリポジトリの一覧のドロップダウンを開いて、「Import repository」を選択します。
インポートするリポジトリの設定画面で、先ほど取得しておいたGitHubのリポジトリURLを入力します。 またインポート後のGitリポジトリの名前を「Name」に設定しておきます。 今回は公開リポジトリをインポートするので認証設定等は行っていません。 そのまま画面最下部にある「Import」ボタンを押下することで、インポートが実行されます。
インポートが無事に成功すると以下のような画面になります。
これでAzure ReposにGit Hubのリポジトリが複製されました。 あとは普通のAzure ReposのGitリポジトリと同じように、ブランチを作ったりして開発してください。