ツナ缶雑記

ぐうたらSEのブログです。主にマイクロソフト系技術を中心に扱います。

PCをRyzen 9 5900Xで組んだ話(SSDの選択編)

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前回はメモリの選定について書きました。 今回は SSD について書いていこうと思います。

前回の記事はこちらからどうぞ。

tsuna-can.hateblo.jp

SSD の種類

現在発売されている SSD には、その接続方式として NVMe 接続と、 SATA 接続の 2 種類があります。 マザーボードとの接続方法も、 M.2 スロットに接続する方法と、 SATA のポートに接続する方法の 2 種類があります。 M.2 スロットに接続する場合は、 NVMe 接続と SATA 接続どちらかで接続することになりますが、 SATA のポートに接続する場合は SATA 接続しか使えません。 また M.2 スロットは、必ず NVMe 接続、 SATA 接続、どちらもできるかというとそういうわけでもなく、マザーボードの仕様によってどういう接続方式が使えるかが決まっています*1

さらにややこしいのは、 M.2 スロットに NVMe 接続で接続する場合、 PCIe 3.0 なのか、 PCIe 4.0 なのか、でも差があります。 PCIe 4.0 のほうが新しい規格で、速度も PCIe 3.0 の 2 倍くらい高速です。 どういった SSD が接続できるかはマザーボードの仕様をよく確認しておきましょう。

私の購入した B550 TOMAHAWK は、 M.2 スロットが 2 本装備してあります。 そのうち 1 本は NVMe 接続 PCIe 4.0 / SATA 接続の両対応、もうひとつは NVMe 接続 PCIe 3.0 のみ対応です。 今回のマシンは、 M.2 スロットをフル活用していくつもりでしたので、あまりケチらず十分なスペックのものを選ぶことにしていました。

SSD にも互換リストがある

マザーボードメーカーが公開しているのか調べたことはありませんが、少なくとも MSI はストレージの互換性リストを公開していました。 心配性な私は、メモリと同じようにこの互換性リストの中から製品選定をすることにしました。 互換性リストは以下のページから参照できます。

https://jp.msi.com/Motherboard/support/MAG-B550-TOMAHAWK

メインストレージ(システムドライブ用)の選定

メインストレージに使う SSD は、できる限り高速なものを選んでおいた方が、 OS の起動速度、各種アプリケーションの起動速度を大きく向上してくれます。 そういったこともあり、メインストレージには NVMe 接続 PCIe 4.0 の M.2 スロットを使うことにしました。 速度重視なので、 PCIe 4.0 対応の SSD から選定することにしました。

容量は今使っている PC のストレージ使用量から、 1 TB に決めました。 512 GB でも間に合いそうだったんですが、 SSD なので容量は余裕を持っておいた方が良いかなーという雑な決め方です。 この条件で互換性リストを検索してみると、 8 件まで絞り込むことができました。 あとはメモリの時と同様、型番を価格.comで検索して、日本で入手できそうなものを探します。

最終的に選んだのは超ド定番のこちらの一品でした。


価格はそれなりにしますが、性能に全振りするとやはりこれになるかな、という感想です。

仮想マシンのイメージを保存するストレージの選定

続いて決めたのは仮想マシンのイメージを保存するストレージです。 今までは SATA 接続の 2.5 インチ SSD に格納していたのですが、複数台の仮想マシンを立ち上げるとディスク I/O が明らかにボトルネックになっている様子が見えていました。 そんなこともあり、今回はもうひとつの M.2 スロットを活用してやろうと思いました。

仮想マシンイメージを保存するため、ディスクアクセスの速度がそれなりに欲しいのと、耐久性が高いことが必須の要件となりました。 PCIe 3.0 接続の SSDMSI の互換性リストから抽出し、それらのディスクアクセス速度や、 TBW をもとに絞り込みました。

正直 TBW の値は「参考値」扱いだと思います。 公式に TBW の値を公開していないものは怪しいかもしれません。 しかし、 TBW の値は計測方法がそろっていないと比較できない値なので、 TBW の値だけを見て優劣を決められるようなものではないのかな、と思います。

最終的に選定したストレージはこちらです。


正直どこのものでもよかったのですが、高耐久であることをアピールしていることと、 PCIe 3.0 の性能をしっかり出せていることが選定ポイントになりました。 また B550 TOMAHAWK には、 PCIe 3.0 の M.2 スロットにもヒートシンクが付属しています。 そのため、ヒートシンクの付属しないモデルを選択しました。 あと今まで SeagateSSD を使ったことがなかったので、どんなものか試してみたかった、という好奇心も選定に影響を与えたことは否めません。

今回はここまでです。 次回は電源の選定についてまとめて、このシリーズを締めたいと思います。

*1:とはいえ、これから新しくパーツをそろえるのであれば、 M.2 スロットに SATA 接続するケースはほとんどないと思いますが。