以前 Windows 10 の場合の設定方法については記載しています。 今回は Windows 11 の設定箇所を備忘録かねて書いておきます。
拡張セッションを使いたい場合は Windows Hello を無効にする
拡張セッションを使うと、ホスト OS のドライブにアクセスできるようになるので、非常に便利です。 拡張セッションを使いたいのであれば、ゲスト OS 側の設定で、 Windows Hello を無効にしましょう。 PIN を有効にすると Windows Hello が有効になります。 この状態だと拡張セッションが使えません。
Windows 11 をディスクからインストールすると、 PIN の設定が強制されるようです。 Hyper-V 上で実行する場合は、最初にこの設定を変更しないとうまく画面が表示できなくなります。
スタートボタンを右クリックして [設定] を選択します。
左側メニューから [アカウント] を選択して [サインイン オプション] を選択します。
[セキュリティ向上のため、このデバイスでは Microsoft アカウント用に Windows Hello サインインのみを許可する] のトグルをオフにします。
これで拡張セッションが利用できるようになります。